師匠のある言葉について2018に振り返ったはなし
Nov 8, 2018 07:18 · 36 words · 1 minute read
「若者は絶望しているんだよ」
20年くらい前、映像系の専門学校に通っている時に師匠がよく言っていたフレーズ
そのころ、若者(20歳)だった私には良くわかりませんでした。
現実を知らない私は単純に将来の事を楽観視していただけかもしれません
そして、月日は流れ2018年になりました
ある大学生は、とあるアプリを開発して四桁の年収を得ていました
ある名門大学の学生が犯罪で捕まりました
ある大学生は多忙なアルバイトを休む事が出来ず大学を留年しました
ある女子高生は水泳のアジア大会で六冠を達成しました
ある小学生がオセロの世界王者になりました
今の小学生のなりたい職業の一位はユーチューバーだそうです
となりの男の子はプロゲーマーになりたいそうです
「若者は絶望しているんだよ」
私は当時の師匠の年齢に近づき、この言葉を思い返しましたが、やはり分かりませんでした
たしかに絶望している若者もいると思うけど、絶望しているのは若者に限らない
希望を抱いている若者もいるし、希望に満ち溢れている大人もたくさんいる
もしかしたら、当時の師匠の目には師匠の若かった頃の希望を感じる場面が少なかったのかもしれません。
その後、いわいる 失われた20年 がやってきて確かに私お煽りを受けた一人ですし
同世代で絶望している人はいたと思います。
でも、その影響に関係なく希望をもって生きている人もたくさん見てきました。
そして、今の私から見た 今の若者は、当時の私くらいの人たちはどうなのか
やはり分かりませんでした。
でも数なくとも 若者が全て絶望している とは思えません。
確かに面倒な世の中になり、生きにくい時代になったと思います。
でも、人間は順応して生きていくので、そこは 希望を持てる人は希望を持つし、そうで無い人は絶望してしまう
今の私の結論としてはそんな感じです。
そして、そこから考えるに生きていく事で大事な事は
希望を持てるように日々を生きていく
と言う事なのかもしれません。
それでは